2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 演劇集団キャラメルボックス 2006チャレンジシアターVol.4 『俺たちは志士じゃない』 初日  サンシャイン劇場

作/成井豊+真柴あずき 演出/マキノノゾミ 梅雨の真っ只中とドクターストップを理由に、今日もタクシーで劇場入り。そんな身分じゃ絶対にないんだけどーー、でも、仕方無い...。 今作品『俺たちは志士じゃない』は、今回が三演目。初演は1994年に「…

『メタル マクベス』東京公演千穐楽が近付く今日この頃、今月から来月に掛けての重点演目*1の残り二つが次々に幕を開ける。それにしても、この二演目の公演期間がほぼ丸被り状態。頭の痛いところだ。一方は発表が早かった為、チケット手配を早々に済ませてい…

 劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RS 『メタル マクベス』 七回目  青山劇場

原作/ウィリアム・シェイクスピア 脚色/宮藤官九郎 演出/いのうえひでのり 東京初日以来の『メタル マクベス』平日鑑賞。 5/27に隣りの青山円形劇場で『MYTH』を観た時に、六時開演でも間に合う事は確認済だったのだけど、何しろドクターストップ…

 『MICHAEL NYMAN BAND CONCERT 2006 with 中川晃教』  日本青年館大ホール

今日の一本目は、予想外の“罰ゲーム”が有ったので、終演がいつもより15分も押した。それでなくても、ドクターストップの掛かった身体なので、無理して歩かない事に決めていた。だから、劇場前からタクシーを拾い、次の会場まで行ってもらう。タクシーが走…

 劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RS 『メタル マクベス』 六回目  青山劇場

原作/ウィリアム・シェイクスピア 脚色/宮藤官九郎 演出/いのうえひでのり 最初に結論を言ってしまうと、今日の舞台は、過去五回観た中での細々とした小幅な変更ではなく、大々的手直しや演出の見直しが施されていた。一週間観ない間に随分と変わってしま…

六月二度目の週末。先週も書いた通り、今月の道楽は苦行みたいな有様で、“程好く”を超すと、遊びも遊びではなくなるという事。そんなこんなで、今日も今日とてダブル・ヘッダー。実は、最近、劇場等で遭遇している人達はよくご存知なのだが、普通の身体では…

 シリーズ「われわれは、どこへいくのか」③ 『やわらかい服を着て』 前楽  新国立劇場 小劇場

作・演出/永井愛 新国立劇場演劇部門の今年のシリーズ三作目で、シリーズ締め括りの演目。今日は前楽。 簡単なあらすじ 物語は、2003年のイラク戦争開戦前夜から現在までの三年間を、架空の小さなNGOグループ「ピース・ウィンカー」を舞台に、そこに…

 『MICHAEL NYMAN BAND CONCERT 2006 with 中川晃教』  メルパルクホール

映画『ピアノ・レッスン』等の数々の映画音楽を手掛ける英国の現代作曲家マイケル・ナイマンが、自らのバンドを率いて、二年振りの来日コンサートを開催。 今回、このコンサートに行くと決めた理由は、マイケル・ナイマンが日本の演劇作品の音楽を初めて担当…

 SIS company 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』  シアターコクーン

作/エドワード・オルビー 演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ この作品は、私にとっては大一番のタブー作品と言うか、忌避してきた作品。と言うのも、まだ若かったと言うより本当に子供だった頃、渡辺美佐子さん主演の同作品を観た事がきっかけで、舞台鑑…

 ミュージカル 『Into the Woods  イントゥ ザ ウッズ』  新国立劇場 中劇場

演出・振付/宮本亜門 作詞・作曲/スティーブン・ソンドハイム 台本/ジェイムズ・ラパイン 翻訳/橋本邦彦 2004年6月に、今回と同じく新国立劇場中劇場で初演された作品。今回はその再演。初演は、「月刊ミュージカル」誌上で、2004年ミュージカル…

 劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RS 『メタル マクベス』 五回目  青山劇場

原作/ウィリアム・シェイクスピア 脚色/宮藤官九郎 演出/いのうえひでのり 二ヶ月に及ぶ公演日程の内、東京公演は丁度中日。折り返し地点だ。松本初日からも丁度一ヶ月。このところ、週一ペースで観ているけれど、観る度に芝居がチョコチョコと変化してい…

 『六月大歌舞伎 夜の部』  歌舞伎座

今月の歌舞伎座は、昼の部も夜の部も上演時間が長い。昼の部の終演後、直ちに入れ替えなので、通しで観る人間には空き時間の無駄が無く、効率的。休憩が殆んど無いので、疲れるとも言えるけれどーー。 <今日の演目> 一、『暗闇の丑松 (くらやみのうしまつ…

 『六月大歌舞伎 昼の部』  歌舞伎座

歌舞伎は、ご存知の通り、稽古期間が非常に短いので、初日から暫くは台詞の入っていない役者さんがちらほら居たり、段取りだけに終始している場合も有る。だから、なるべく下旬辺りのこなれた時期に観る様にしている。けれど、今月は上に書いた理由で、そん…

今月は、ワタシ的重点演目が幸か不幸か三つも重なってしまった為、目下のところ、27本(!)の道楽を予定している。つまり、ほぼ一日に付き一本という勘定。特に、週末は予定が犇き合っているから、ダブル・ヘッダーが当たり前の世界。そんな理由で、毎月…

 ミュージカル 『ME AND MY GIRL』 初日  帝国劇場

作詞・脚本/L・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー 作曲/ノエル・ゲイ 翻訳/丹野郁弓(劇団民藝) 演出/山田和也 三年前に帝国劇場で上演された、この作品と座組が大好きだった。最初は一回だけの鑑賞予定が、結局、千穐楽まで観てしまった懐かし…