PLAYー歌舞伎系

 『壽 初春大歌舞伎 夜の部』  歌舞伎座

お正月の歌舞伎座夜の部は、舞踊二本と芝居一本の構成。一、『鶴寿千歳(かくじゅせんざい)』 姥 芝 翫 尉 富十郎 松 歌 昇 竹 錦之助 梅 孝太郎“歌舞伎座百二十年を祝うにふさわしい箏曲の舞踊”と説明に有る通り、舞台上はお正月らしい華やさと清々しさに…

 『六月大歌舞伎 夜の部』  歌舞伎座

今月の歌舞伎座は、昼の部も夜の部も上演時間が長い。昼の部の終演後、直ちに入れ替えなので、通しで観る人間には空き時間の無駄が無く、効率的。休憩が殆んど無いので、疲れるとも言えるけれどーー。 <今日の演目> 一、『暗闇の丑松 (くらやみのうしまつ…

 『六月大歌舞伎 昼の部』  歌舞伎座

歌舞伎は、ご存知の通り、稽古期間が非常に短いので、初日から暫くは台詞の入っていない役者さんがちらほら居たり、段取りだけに終始している場合も有る。だから、なるべく下旬辺りのこなれた時期に観る様にしている。けれど、今月は上に書いた理由で、そん…

 『新橋演舞場 五月大歌舞伎 昼の部』  新橋演舞場

今月四本目の歌舞伎鑑賞。国立劇場の前進座も本当は行きたかったけれど、予定を入れる日にちが無く、今年も諦めた。文楽も諦めたし。公演期間が短いから、来年からは先に入れないとまた観逃してしまうだろう。気を付けよう。 <今日の演目> 一、『ひと夜 (…

 『團菊祭 五月大歌舞伎 夜の部』  歌舞伎座

上にも書いた通り、『メタル マクベス』終演後に劇場を出ると、驚いた事に暴風雨。真横から最大水量のシャワーを突き付けられた状態に等しい。正午前後には真夏の暑さだったから薄手の服を着て来てしまい、これでは、たちまちずぶ濡れに成るだろう。少しでも…

 『團菊祭 五月大歌舞伎 昼の部』  歌舞伎座

先週書いた通り、今月は歌舞伎見物に四回も出掛ける。今日はその内の二回目。 今日の演目 一、『江戸の夕映 (えどのゆうばえ)』 作/大佛次郎 演出/十一代目市川團十郎 江戸が東京と改称され、慶応から明治と元号が改まった年の夏。江戸在住の直参旗本・…

 『新橋演舞場 五月大歌舞伎 夜の部』  新橋演舞場

昨日、松本から帰京した後は、さすがに家でゆっくりしていたが、ゴールデン・ウィーク最後の今日は、またしても道楽に出掛けた。 今月の東京は、演舞場も歌舞伎公演を演っており、観たい演目も多いので、スケジュール調整が結構大変だった。まず今日は、その…

 『六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎 昼の部』  歌舞伎座

日曜日の道楽連荘は、ちょっと失敗したけれど、今日は同じ敷地内みたいな歌舞伎座と新橋演舞場なので余裕でしょ、って事で、まずは一本目の歌舞伎座。 今日の演目 一、『狐と笛吹き』 春の野辺。仲間内の宴を開く宮中の楽人達。その中の一人、笛の楽人・春方…

 2006 第七回コクーン歌舞伎 『東海道四谷怪談 ー南番ー』  シアターコクーン

作:四世鶴屋南北 演出・美術:串田和美 先週13日の北番に続いて、今日は南番を鑑賞。 北番の感想は こちら 。 いきなり脱線。 BunkamuraのDMに、今回のコクーン歌舞伎限定「ドゥ マゴ オリジナル弁当」として、ビーフシチューをお弁当に出して…

 『六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎 夜の部』  歌舞伎座

当てずっぽうだった道順はどうやら当たりだったらしく、タクシーは、四時四十分には歌舞伎座前に横付けされた。ロスタイムが素晴らしく短くて済んだ。 今日の演目 一、『井伊大老』 大老・井伊直弼が桜田門外で暗殺された前夜を描いた新歌舞伎の名作と言われ…

 2006 第七回コクーン歌舞伎 『東海道四谷怪談 ー北番ー』  シアターコクーン

作:四世鶴屋南北 演出・美術:串田和美 第一回から観ているコクーン歌舞伎に出掛けた。 今回は、二ヶ月公演である上(今までは一ヶ月公演)、「南番」、「北番」と名付けて、二種類の『東海道四谷怪談』を交互上演するという新しい試み。 「南番」は199…