2006-01-01から1年間の記事一覧

 『新橋演舞場 五月大歌舞伎 夜の部』  新橋演舞場

昨日、松本から帰京した後は、さすがに家でゆっくりしていたが、ゴールデン・ウィーク最後の今日は、またしても道楽に出掛けた。 今月の東京は、演舞場も歌舞伎公演を演っており、観たい演目も多いので、スケジュール調整が結構大変だった。まず今日は、その…

 NHK土曜ドラマ 『マチベン』 第五回

昨晩の『メタルマクベス』初日終演時刻は22:05。 その後、劇場で偶然に出会った古くからの内野ファンの友人と、東京から一緒に来た友人との三人で遅い夕食。昼食が遅かった上に、美味しいからと沢山食べてしまったので、空腹感を殆んど感じずに観劇した…

 松本から帰りました

行って来ましたよ。『メタルマクベス』松本初日。 大音量ぉぉぉぉ〜〜〜!!! これぞ、メタルぅぅ!! 耳、間違い無く壊れますから、これから観劇予定の方々、お覚悟あれ!! 詳細は、道楽順に順次UP予定ですので、暫くお待ちを。 写真は、国宝・松本城黒…

 劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RS 『メタル マクベス』 初日  まつもと市民芸術館

原作/ウィリアム・シェイクスピア 脚色/宮藤官九郎 演出/いのうえひでのり 一昨日の『エリザベート』初日&武田トート初日の興奮が醒めないまま、松本まで本当に出掛けて来た。 初日公演に必ず駆け付ける、内野ファンの友人達が、今回は行かないと悉く言…

 シリーズ「われわれは、どこへいくのか」② 『マテリアル・ママ』 千穐楽  新国立劇場 小劇場

作・演出/岩松了 新国立劇場演劇部門の今年のシリーズ二作目。今日は千穐楽。 岩松了さんの作品は、どちらかと言えば苦手なので、最近は観ない事も多くなったけれど、今回はシリーズものだし、たまには観るかな〜と出掛けた。 舞台装置は、日本家屋らしい一…

 ミュージカル 『エリザベート』 初日  日生劇場

脚本・作詞/ミヒャエル・クンツェ 作曲・音楽/シルヴェスター・リーヴァイ 演出・訳詞/小池修一郎 “今月のスケジュール”の項にも書いた通り、武田真治トート「初日」に拘っていた。 その初日をどうしても観たくて、主催・東宝が行う先行抽選の登録を、今…

 今月の道楽予定 前半

五月の道楽予定 前半分 3日 ミュージカル 『エリザベート』 初日 日生劇場 → 武田トートの初お披露目。武田真治くんに決まった日から、何が何でも初日を観ようと決めていた。屈折しているのは承知の上で、“これを観ない事には、ワタシ的内野トート初演初日…

 NHK土曜ドラマ 『マチベン』 第四回

今日は土曜日。唯一、テレビの前に座る予定の日。 二時間弱の短い芝居を観て、八時前に終演したので、今日も楽勝でテレビの前に座れた。観られないかも...と思っていた先週と今週を無事にクリアしたので、どうやら全回を観られそうだ。 今日のゲストは岸…

 『ライフ・イン・ザ・シアター』 三回目 前楽  世田谷パブリックシアター

脚本:デイヴィッド・マメット 演出:ポール・ミラー 翻訳:小田島恒志 今公演の初日と北千住千穐楽を観て、今日は三回目の鑑賞。ワタシ的には今日が観納め。 劇場は北千住から世田谷に移っている。 前回観てから丁度三週間経っているが、前回は完成版と思え…

 シス・カンパニー公演 〜二本立て上演〜 『父帰る/屋上の狂人』  シアタートラム

作/菊池寛 演出/河原雅彦 今月、東京で上演されている舞台の中で、注目度、チケット獲得困難度共に、間違い無く上位にランクされる舞台を観に行った。 まず最初に、今公演にはこれまでの演劇常識を覆した、一つの事実が在る。それは、「一日三公演」(文字…

 トライアングル制作・紀伊國屋書店提携 『歌語り 狂雲坊主 一休宗純物語』  紀伊國屋サザンシアター

作・音楽/小椋佳 演出/宮崎握巳 音楽監督/福井崚 シンガー・ソングライターの小椋佳氏が、何年か前からオリジナル・ミュージカルを創作している事は、演劇系雑誌をよく読むので自然に情報として認知していたけれど、その舞台は未だ観た事はなかった。 今…

 『秘密の花園』 THEATRE1010

作/唐十郎 演出/三枝健起 昨年辺りから、都内中規模劇場において唐十郎作品の上演が流行っているらしい。私が観た作品は、新国立劇場小劇場『盲導犬』とシアターコクーン『調教師』の二本。 そして、今回が三本目。 実は、唐さんの紅テント小屋上演を観に…

 クレネリ ZERO FACTORY Vol.8 『春と爪』 千穐楽  下北沢駅前劇場

作/大岩真理 演出/森さゆ里 文学座・浅野雅博くんが、急遽の代役出演。 という事で、当初、スケジュールに入っていたクラシック・コンサートの予定を変更してまで駆け付けた公演。 割引チケットが出たらしいが、今日は千穐楽だからか、超満員。立ち見まで…

 NHK土曜ドラマ 『マチベン』 第三回

今日こそ間に合わない、仕方無いから録画するかと思い、新聞を見たら、今日に限ってプロ野球中継で、ドラマ開始が9:45。ほほぅ。これなら、普通に間に合う。 つまり、道楽ダブル・ヘッダーを終えて、焦らずに帰宅して、無事にテレビの前へ。 今日のゲス…

 『滝沢演舞城』 二回目  新橋演舞場

歌舞伎座昼の部がはねた後、偶然に一緒の回を観ていた観劇仲間の二人と、ワッフルを食べながら暫しの歓談。 その後は、私一人だけ、演舞場へ向かった。 前回観たのは、三月十一日。あの火事騒ぎの前だったので、本来の演出バージョンを観ている。本物の火を…

 『六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎 昼の部』  歌舞伎座

日曜日の道楽連荘は、ちょっと失敗したけれど、今日は同じ敷地内みたいな歌舞伎座と新橋演舞場なので余裕でしょ、って事で、まずは一本目の歌舞伎座。 今日の演目 一、『狐と笛吹き』 春の野辺。仲間内の宴を開く宮中の楽人達。その中の一人、笛の楽人・春方…

 『びっくり箱 ー姉妹編ー』  紀伊國屋ホール

原作/向田邦子 脚本/中島淳彦 演出/福島三郎 原作者、脚本家、演出家、そして出演者陣と、どれを取っても興味深い方々ばかりなので、即、観る事を決めた公演。 あらすじ 昭和の終わり頃。長野県のと或る町に在る、岸本家。その茶の間が舞台となる。 岸本…

 NYLON100℃ 28th SESSION 『カラフルメリィでオハヨ 〜いつもの軽い致命傷の朝〜』  本多劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 今作品の初演は1988年8月。その後、1991年、1997年と改訂しつつ再演を重ね、今回は九年振り、四回目の上演。 この作品は、主宰・ケラ氏が、当時、実父の看病とリンクさせながら、看病するベッドの傍ら…

 2006 第七回コクーン歌舞伎 『東海道四谷怪談 ー南番ー』  シアターコクーン

作:四世鶴屋南北 演出・美術:串田和美 先週13日の北番に続いて、今日は南番を鑑賞。 北番の感想は こちら 。 いきなり脱線。 BunkamuraのDMに、今回のコクーン歌舞伎限定「ドゥ マゴ オリジナル弁当」として、ビーフシチューをお弁当に出して…

 劇団民藝公演・紀伊國屋書店提携 『審判 神と人とのあいだ 第一部』  紀伊國屋サザンシアター

作:木下順二 演出:宇野重吉 補演出:兒玉庸策 1970年、『神と人とのあいだ』第一部として、日本の戦争責任が問われた極東国際軍事法廷、所謂、「東京裁判」での様々な問題点を扱った『審判』が、宇野重吉氏の演出により上演された。木下順二氏の戯曲で…

 『六世中村歌右衛門五年祭 四月大歌舞伎 夜の部』  歌舞伎座

当てずっぽうだった道順はどうやら当たりだったらしく、タクシーは、四時四十分には歌舞伎座前に横付けされた。ロスタイムが素晴らしく短くて済んだ。 今日の演目 一、『井伊大老』 大老・井伊直弼が桜田門外で暗殺された前夜を描いた新歌舞伎の名作と言われ…

 TPT 第54回公演 『皆に伝えよ! ソイレント・グリーンは人肉だと』 千穐楽  ベニサン・ピット

作・演出:ルネ・ポレシュ 訳:本田雅也 日本語台本:木内宏昌 美術:ヤニーナ・アウディック かなり無謀なスケジュールだったが、年末の文学座忘年会で少しだけお話しした長谷川くんの仕事振りが観たくて、どうにか予定に滑り込ませた。 到着すると、入口前…

今日は、久々のダブル・ヘッダー道楽。 で、一本目の劇場で、麗し可愛いあっきー(中川晃教くん)に遭遇してしまったものだから、思考回路がピタッと停止。明後日からの七連荘を前にして、今日の分を溜め込む訳にはいかないのに〜。 さあぁぁて、気分を切り…

 NHK土曜ドラマ 『マチベン』 第二回

またしても、観ましたよ。 お約束と化したのか、自転車衝突が初っ端から観られるとはーー。これは狙っているのに間違い無いでしょう。 でも、今日の山本耕史くんは出番と言うより観所が少ない上に、大倉孝二くんがとても上手いし美味しい役どころだったから…

 今月の道楽予定 後半

四月の道楽予定 後半分 16日 TPT 『皆に伝えよ! ソイレント・グリーンは人肉だと』 千穐楽 ベニサン・ピット → 次回作で中川晃教くんの相手役も務める、いつも素敵な池田有希子さんと、文学座若手ホープ・長谷川博己くんがお目当て。 四月大歌舞伎 夜…

同じ日付のものは統合されてしまうらしいので、今日は二本立て。

 花組芝居 素ネオかぶき 『ザ・隅田川』  草月ホール

脚本・演出・出演:加納幸和 最近色々と喧しい赤坂御所を左手に見て、草月会館に向かう。 1996年初演作品の、十年振りの再演。 96年版は、旗揚げ作品『ザ・隅田川』を、揃いの紋付袴、白塗り無し、小道具も最小限という「素ネオかぶき様式」に変更して…

 2006 第七回コクーン歌舞伎 『東海道四谷怪談 ー北番ー』  シアターコクーン

作:四世鶴屋南北 演出・美術:串田和美 第一回から観ているコクーン歌舞伎に出掛けた。 今回は、二ヶ月公演である上(今までは一ヶ月公演)、「南番」、「北番」と名付けて、二種類の『東海道四谷怪談』を交互上演するという新しい試み。 「南番」は199…

 シリーズ「われわれは、どこへいくのか」① 『カエル』  新国立劇場 小劇場

作:過士行 翻訳:菱沼彬晁 演出:鵜山仁 美術・衣裳:加藤ちか 毎年恒例に成っている新国立劇場演劇部門のシリーズ作品が、今年も新年度開始と共に、新たな幕開け。 今年は、『激動する時代の中で、われわれが未来へと継承すべきものを提示していく』という…

 『ライフ・イン・ザ・シアター』  北千住千穐楽 二回目  THEATRE1010

脚本:デイヴィッド・マメット 演出:ポール・ミラー 翻訳:小田島恒志 北千住初日に続き、今日は二回目の鑑賞。 座席も似た様な位置で、一階中程下手寄りの席。最初、届いたチケットの座席番号を見た時には、観難そうだなと思ったけれど、実際に座ってみると…